先日この奇妙な事件を紹介させていただきました。
埼玉マンション男性遺体遺棄事件。入院中の妻が通報の謎。死因は?
「入院中の女性が『夫が自宅で亡くなった。警察にはまだ連絡していない』と話している」と不可解な事件でしたが、その続報になります。
実は、埼玉県警が妻の和久井絹子容疑者がすでに何度も出頭していたにも関わらず、「妄想」と判断して、放置していたことがわかりました。ネット上では和久井絹子容疑者の画像が怖いと話題になっていますが、それが原因で妄想だと事件を放置したのでしょうか?
和久井絹子容疑者が出頭するも放置された
事件後に和久井絹子容疑者が、東京・北区の赤羽駅前交番に「旦那を殺しちゃった」と自首をしたようですが、対応した相談員(60代)は事実とは思わずに赤羽署に行ったほうがいいと話ました。
そこで和久井絹子容疑者は、6月9日に赤羽署で同じように自首をするが、その時に対応した刑事課の20代男性巡査部長が内容が曖昧で一貫性のない話などから妄想と思い込み、事実確認をしないまますんなり帰してしまう。
ちなみにこの時に、この巡査部長は名前・住所など控える事もせず上司への報告もしていないという。
和久井絹子容疑者は、6月10日にもまたもや駅前交番を訪れ同じように自首するも、ここでも全く相手されるず帰されてしまったという。
翌6月11日には、都内の病院に入院そこで「夫を殺したかも」とはなし、第三者を通じて通報してもらい、遺体が発見され逮捕に至ったようだ。
和久井絹子容疑者はなぜ入院していたのか?
これだけ何度も警察に出頭し、自首をしているにも関わらず、取り合ってもらえない。入院していた病院が県外であることからおそらく精神系の病院の可能性があります。
また、逮捕された時の画像から女性ですが、あたまに髪の毛がなく、抗がん剤治療のため、髪の毛が抜け落ちたのではないかと憶測されている。
どちらも有力な線だと思われます。
まとめ
和久井絹子容疑者が逮捕された時の画像が髪の毛がなく、しかめ面で睨めつけるような形相で近づき難く怖い印象を受けました。これはネット上でも話題になったところです。
このニュースが出た際には、「入院中になぜ夫が亡くなっていることがわかるんだ?」とかなり奇妙な事件に思えたのですが、こういった事実があったのですね。確かに、ニュースの内容からもはっきりしない証言での自首のように見えますし、信ぴょう性のないような言い方だったのかもしれません。
病院でも「夫を殺したかも」という発言ですが、病院はそのままにしなかったので、事件がわかったということですね。警察も多くの真偽のわからないような事案が多く忙しいかもしれませんが、適切に対応していればもっと早く発覚していたかもしれませんね。多くの事件や不祥事はこういう初動の遅れが問題なことが大半なので、適切に対応してもらいたいですね。