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東京・目黒区の住宅で、生後2カ月の赤ちゃんに高血圧の薬などを飲ませて毒殺した容疑が固まり、23歳の母親が警視庁に逮捕されました。
昨年2016年12月に目黒区の自宅で、生後2カ月の実子の田畑織音ちゃんに高血圧の薬などの錠剤を哺乳瓶に入れて、それを飲ませて、毒殺した容疑で逮捕されたのは、母親の無職の田畑幸香容疑者(23)というショッキングな事件です。原因は、育児ストレスのようです。
具体的な犯行方法や動機について、調べてみました。
田畑幸香容疑者の家族構成と事件の発覚
田畑幸香容疑者の家族構成は、両親、妹、田畑容疑者と織音ちゃんの5人家族でした。父親は一緒に住んでおらず、離婚しているかシングルマザーなのかはわかっていません。
長女の織音ちゃんは昨年10月に未熟児で生まれ2ヶ月入院していましたが、健康状態に問題はなかったようです。退院から約1週間後の昨年12月29日に自宅で息をしていないのを同居する田畑容疑者の父親が発見し、搬送されましたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
織音ちゃんの死に不審な点があったことから、遺体を解剖したところ、体内から家族が使っている高血圧を下げる降圧剤や糖尿病の薬の成分が検出されました。
死因は薬物中毒死と判明し、事件とみて捜査していました。
田畑幸香容疑者のFacebookは?
Facebookがあるか調べてみましたが、同姓同名もありませんでした。
Twitterもありませんでした。
検出された薬物は?
織音ちゃんの体内から検出された薬物は、どんなものだったかというと、降圧剤に使われているアムロジピンや糖尿病治療に使用されるメトホルミンを含んだ薬を薬物は劇薬指定されているものでした。
特に、体内から検出された降圧剤は成人でも中毒になる可能性がある濃度だったということです。その二つの成分は田畑容疑者の母親が10年ほど前から服用していた薬と一致したということです。
田畑幸香容疑者の犯行方法と動機は?
捜査関係者によると、田畑幸香容疑者が育児に積極的ではなく、出産を知られたくなかったようだとみて捜査を進めているようです。
それを裏付けるように近所にある花店の男性店主の証言には、田畑幸香容疑者は昨年12月初旬ごろ、「あす、赤ちゃんが来る」と他人の子供が来るように説明していたといいます。何らかの理由で子供ができたことを周りには知られたくなかったようです。「施設から『未熟児の赤ちゃんがいて、体が弱くもう命が長くない。田畑さん宅でみてもらえないか』と頼まれた」と話したということで、命が長くないということをほのめかしていたようだったようで、このころから殺害を考えていたのかもしれません。
田畑容疑者は織音ちゃんの退院後は、哺乳瓶でミルクを与えていました。そのやり方について母親から厳しく注意を受けていたようです。
織音ちゃんはミルクしか飲んでおらず、育児のストレスを抱えていたようです。それが原因でミルクに母親の薬の降圧剤と糖尿病治療の薬を混ぜた可能性があるようです。
近所の人の 声
近所の生花店:「(田畑容疑者の母親が)泣きながら来て、(子どもが)亡くなっちゃったから、お花、最後ひつぎに入れたいと、白い菊の花とかを持っていかれた」
近所の人:「そんなに悪い人じゃないよ、あの女の子は。親孝行な子だから。心配してた。体弱い子だから、どれくらいもつか分からないけどって」
近所の人:「小さいころから知っているが、そんなことをする子じゃない。信じられない」
調べに対して、田畑幸香容疑者は「哺乳瓶の中に錠剤を入れてはいません」と、容疑を否認しているということです。
まとめ
状況証拠や物的証拠からもほぼ母親の犯行に間違いないと思いますが、育児の方法を怒られてストレスになるとかで事件を起こしていたとしたら、悲しすぎますね。おとなしく、内気な性格だったというので、だれが何をするかわからないですね。あとご主人の存在がいないのがきになるところです。何か他に情報がわかれば報告させていただきます。