目次-コンテンツ
野際陽子さんが13日に闘病の末死去していたことが15日にわかった。81歳だった。原因は末期の肺腺がんでした。若い頃はタバコをよく吸っていた野際陽子さんでしたが、最近は吸っていなかったのに肺腺癌で死去しました。なぜなんでしょう?
関係者によると通夜、葬儀はすでに終了したということです。現在放送中のテレビ朝日系ドラマ「やすらぎの郷」(月~金曜・後12時30分)にもレギュラー出演しており、突然の訃報にとても驚いています。
野際陽子さん闘病の末81歳で。原因は肺腺がん末期
野際陽子さんは、5月8日、肺炎を併発し入院していたというです。13日午前8時5分に東京都内の病院で息を引き取ったということです。娘で女優の真瀬樹里さんや親族、スタッフらに見守られての最後だったといいます。葬儀は密葬ですでに終えていて、本人の意向で「お別れの会」などは行わないということです。また、娘の真瀬樹里さんから
「一進一退を繰り返しながら必死に闘い抜きました。2度の手術、抗がん剤治療と、仕事をしながらの壮絶な3年の闘病でした。最期は、親族やスタッフに見守られ、抱きしめる私の腕の中で天国へ旅立ちました」
と報告がありました。
野際陽子さんのプロフィール
野際陽子さんは立教大学を卒業後、NHKアナウンサーとして入社し、活躍。フリーのアナウンサーを経て、女優に転身されました。
1958年:NHK入局 1962年:NHK退局 1962年:司会業開始 1963年:女優デビュー 1968年:『キイハンター』 1992年: 『ずっとあなたが好きだった』 2000年:『TRICK』 |
女優転身後は、TBS系「キイハンター」などで人気を集めました。この番組で共演した俳優・千葉真一(78)と1973年に結婚しましたが、94年に離婚。一女(女優の真瀬樹里)をもうけています。その後は92年の佐野史郎と共演した「ずっとあなたが好きだった」仲間由紀恵主演の「TRICK」などが話題になりました。つい最近まで「やすらぎの郷」にも出演していました。
実は、肺がんは以前にも見つかっていた
2014年に肺がんをわずらっていましたが早期に発見できました。再発もありましたが、それを乗り越えて仕事に復帰していました。ですが、5月末に体調を崩して入院していました。肺がんといえば、タバコが原因となることが多いですが、野際陽子さんは、最近はタバコを吸っていませんでしたが、若い頃にタバコを吸っていたということです。
原因はタバコじゃない
野際陽子さんは、肺腺がんで死去されましたが、実は、肺腺がんと肺がんはちょっと違います。肺がんの半数以上が実は肺腺だということです。ちなみに、この肺腺がんは喫煙しなくともかかりやすいというのは、あまり知られていません。
肺腺がんと肺がんの違い
肺がんには、罹患する細胞ごとに分けるとおおまかに3つの肺がんに分かれます。肺腺がんは、肺がんうちの1つなんです。ですから一般的に「肺がん」と言った場合には、肺腺がんも含まれているということです。
まとめ
今回の訃報はとても驚きました。まさか野際陽子さんがお亡くなりになっていたなんて。緊急入院されていたことも気づいていませんでした。でも、入院してからすぐに死去されたんですね。娘さんが女優をされているので、芸能活動をされていると親の死に目にもあえないということが多いようですが、看取ることができてよかったですね。でも、また素敵な女優さんが一人天国に行かれてしまいました。とても残念です。心からご冥福をお祈りいたします。